ゆるゆる東大生の日記

何の変哲もない理系学生の自分語り

メカを組み立てているときにふと思ったこと「ねじってどうやって発明されたのか?」

 人生2回目の投稿です。

 私は普段大学で研究をしているのですが、ある日ギアとか機械的なものを組み立てるときに思ったんですよ。「ねじって色々大きさとか頭の形とかあって合わせるのめんどくさいなあ、もっと種類を少なくしてくれればいいのに。M3.5とか0.5刻みの中途半端なねじ作るなし」って。

こうも思いました。「そもそもこんなに種類があるほど需要があるのか。確かにねじが使われていないものなんてそうそうないからなあ、一体誰がねじを作ったんだろう?」

 

 というわけで、前置きが長くなりましたが軽く調べてみました。

“ネジ”の起源には諸説があり定かではありません。
代表的な説は“巻き貝”をヒントにしたという説と、木に巻き付いた“蔓植物”をヒントにしたという説です。
「巻き貝説」は、原始人が浜辺で貝掘りをしていたら、尖った巻き貝を見つけ、それを葦の棒切れに突き刺し、回転して外しました。 これが人類と“ネジ”の最初のかかわりであったといわれています。
「蔓植物説」は、木の幹に藤の木のような丈夫な“つる”が巻き付いた部分はくぼみ、巻き付いていない部分は太くなります。 “つる”が枯れて落ちた後、螺旋状の“くぼみ”がついた太い木の幹が残ります。この幹を見た昔の人が“ネジ”を思いついたといわれています。
もうひとつの説は、粘土を引き伸ばしながらぐるぐる巻くと、螺旋状にひねった部分ができあがります。
これをヒントに“ネジ”ができたともいわれています。

出典元:

東海部品工業株式会社

  という感じみたいですね。起源は巻き貝or蔓植物or粘土の説が濃厚のようです。

私は理系なのですが、こうやって人類が道具を得ていく様子について考えるのはとても興味深いですね。巻き貝や蔓植物を作った自然の力の偉大さに驚くべきなのか、それともこういったものからねじを連想した人間がすごいのかは判断が難しいところですが。