応用情報技術者試験受けてきた~使った参考書と受けた感想~
少し前の話ですが、10月に応用情報技術者試験受けてきました。
半年前に基本情報技術者試験に合格したので、覚えた内容を忘れないうちにと思って申し込んでみました。
試験を受けた中で自分の経験とかを書いていきます。
【使った参考書等】
1. 平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)
これは基本情報の勉強でも使っていたものです。なぜ、応用情報の勉強なのに使うのと疑問に思う人もいるかもしれませんが、本当に押さえておかなければならない基本的なことはこの本にまとまっていると感じました。しかし、この内容を覚えただけでは合格は厳しいと思うので、次に紹介するものを利用しながらこの栢木先生の本を利用しました。
平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)
- 作者: 栢木厚
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2. 応用情報技術者過去問道場|応用情報技術者試験.com
非常に有名なサイトです。情報処理技術者試験を受ける人の中で知らない人はいないくらい。過去5,6年分くらいの試験をこの問題で解いていきました。解いていく中で必ず分からない問題が出てくるはずなので、そういった問題は1の栢木先生の本を使って調べました。栢木先生の本にも載っていないものはネットで調べ、栢木先生の本に書き込んでいきました。
そして時間のあるときには栢木先生の本をパラパラ眺めながら、自分が書いたメモを確認していきました。自分だけの参考書を作るようなイメージです。
このサイトは非常に良く出来ていて(本当に無料でいいのかっていうくらい)、個人アカウントを作って解いた問題を管理できるので、間違えた問題を時折復習していきました。
以上1,2が、午前対策です。
過去問の使いまわし(のような問題)が非常に多いので、過去問メインで対策は大丈夫かと思います。
大体、1か月前くらいにここまでこなしました。
正直、研究室が忙しい+モチベーションが全然上がらないであまり万全の対策とはいきませんでした。(正答率65%位)
午後対策は大変だとネットにあったので、その後、急いで午後対策に移りました。
3. 2018 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (午後問題対策シリーズ)
はい、定番ですね。午後は情報セキュリティ+10分野中4分野選択の全5分野を少なくとも勉強する必要がありますが、余裕をもって、2分野位余計に勉強するのがいいみたいです。
とりあえず私は、
- 情報セキュリティ(必修)
- 経営戦略(何となく+得点源にはならなくとも大きく外さなそうだから)
- プログラミング(大学の授業+基本情報で勉強してた)
- 組込みシステム(簡単らしい+興味がある)
- プロジェクトマネジメント(大学のシステム工学系の授業と関連)
をメインに勉強し、予備として
- システムアーキテクチャ
- データベース
を勉強することにしました。
しかしながら、時間が少なかったこともあり、どれもテキストに載っているものの内2,3回分しか勉強できませんでした。
2018 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (午後問題対策シリーズ)
- 作者: 小口達夫
- 出版社/メーカー: アイテック
- 発売日: 2017/12/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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【試験を受け終わって】
勉強時間が足りなかったかなと思いながら、受けてきました。自己採点の結果は以下の通りです。(午後の点数はTACの予想配点から)
- 午前 54/80 67.5点
- 午後 情報セキュリティ 12点
経営戦略 16点
プログラミング 20点
組込みシステム 20点
情報システム 12点
合計 80点
とまあ、たぶん合格しました。
午前はぎりぎり何とかなってくれた、午後は意外に良く出来ていた、といった感じです。午後は全然勉強してなかったけど簡単そうだったから情報システム選択してしまいましたが…勉強した分野の問題難しそうだったし…
基本情報のときも感じたのですが、過去問をやりこむ努力をするのが午前対策、問題の雰囲気をきちんと体験しておくのが大切なのが午後対策といったイメージを私は持っています。
【今後の課題】
問題を解いていく中で組込みシステムの勉強とか楽しいんじゃないかと思うようになりました。全然知識はないけれど、組込み系に就職するのもいいかなと思っています。
というわけで、きちんと合格発表が出たら、来年の春にエンベデッドシステムスペシャリスト受けようかと考えています。